【同一労働同一賃金】についてザックリと理解
こんにちは。
先日、私の派遣会社の担当者が同一労働同一賃金の説明にやってきました。
そして派遣社員本人
たくさんの人の賃金に関わる事柄が大きく変わるので、出来れば理解しておきたいこと。
大企業に分類されている会社に派遣されている人は今年の4月から。
(中小企業は2021年4月からです)
(分類は業種や従業員数、売上高で変わるようです)
私の場合、交通費が支給されるようになります。
大体月に2万くらい交通費が自腹だったので、我ながらほんときつかったです。
とはいえ、社員と責任の重さも気軽さも違うので仕方ないなと割り切ってました。
しかしここで朗報(^▽^)/
ということで心の底から←春が待ち遠しいです。
ただ、私の初見ですが
「派遣社員を使う旨味ってあるのかな。
ってか、社員より派遣増やした方が企業は気楽じゃない?」
とか思いました。
業務の見直しはもちろん、派遣先が引き続き派遣社員を使うかどうか
って事もあります。
たまたま、今の派遣先は派遣社員を大勢使っているので、全員切ったら仕事回らなくなるので
派遣切りに合わずにすみました。
勘違いしてはいけないこと
4月から同等の労働をしている社員と
同じ給料が貰えるようになる
とは限らない
自分に都合の良い情報って、もうそれだけで脳内にお花咲いちゃうので←
実際、私は勘違いしていました(笑)
知っておくべきことは、あなたの派遣元の会社がどちらの方法を選択しているか。
方法は2つ
①派遣先均等・均衡方式
②労使協定方式
ほとんどの派遣会社は①の派遣先均等・均衡方式を選択しているとのことです。
たくさんの派遣社員を抱えている会社ですから、②をやるのは不可能に近いでしょう。
国もそれを分かっていてこの決まりを作ったのだと思いますが。
①は派遣会社内で同等の業務を行っている派遣社員は同等の時給を平均とし、それを下回っている派遣社員は時給を上げるということでした。
平均を超えているからといって、じゃあ平均値に下げるということはしないとのことでした。
ですから私の場合は、今の時給のまま、交通費支給のみで落ち着くのではないかと思っています。
では、なぜ、交通費が支給されるのか
これは
「派遣会社で働いている社員」と「派遣社員」が
同等の福利厚生や教育を受ける権利があるよね
ってことになったからです。
つまり、派遣会社の担当者と私は同等に近しいということになります。
eラーニングなどの研修も同様に受けられるようにしなければなりません。
という訳で、派遣社員として働くようになって一年が経った私は、
10時間近くあるeラーニングを受けます(笑)
でも、時給がちゃんと発生しますので全然OKですね。
また、派遣先企業でも促進していて、結構な時間数を取るeラーニングの案内メールが来ました。
当然ですが就業時間の中で行いますので、これも時給換算されます^^
それと休憩室などのスペースも社員と同等の場所を提供しなければなりません。
前は派遣さんはこっちで食べてね、とかあったんでしょうね。
これも今までちょっと差別的な対応をされていたなら、朗報でしょう。
ふと思ったんですが、福利厚生というと「社員旅行」と思い浮かびますが
コレってどうなんでしょうね。
福利厚生だとしても...行きたくない^^;
そんな都合の良い拒否は出来るのか。
余談ですが、以前社員で働いていた会社で、決算で黒字になりそうなので急遽社員旅行が決まりました。
あいにく、その日は前々から予定があり、社内で私だけが行けませんでした。
特定の誰かだけ受けられないのは、あらかじめ分かっているけど決行される旅行。
これは経理上、福利厚生といえるのか否か。
しかも一人当たりの旅費が結構な金額でした。
急な日取りだったのは会社にも否があり、結果、決算賞与として支給されることになりました。
たまたま私が経理という立場だったので、当時の会計事務所に直談判出来たのが功を奏したとも言えますが
万が一、そのようなことがあれば、上司に話してみてください。
恐らく、税務上、同様の感じで対応しなければならないでしょう。
さて、話は戻りますが、この同一労働同一賃金の資金。
果たしてこのお金は誰がどこから出すの?
普通に疑問に思って派遣会社の担当に聞いたんですけど
「まぁ~それは色々です^^;」
取り敢えず私が知らなくても良い?ことだからなのか、一旦お茶を濁されました(笑)
まぁいっかと思い、私もまだ調べてません^^;
でも、今年から対応する「大企業」に分類される多くの企業の上層部は
すんごい役員報酬を得てますから。もうね、それこそ億単位とか★
そっから出してくれたってバチは当たらないと思い、有り難く頂戴いたします^^